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魅力的な造形というのは、わけもなく強烈に惹かれる。 明らかに言葉で訳せない、眼に見えているカタチ以上の魅力が、何かがそこにある。 このことを昔から ”魂が宿っている” と一般的には言う。
”目に見えないほどの小さな小さな違い…… と、わたしは考えることにした。
どうやったら魂が宿るのか、 ナノレベルで、魅力を付加できるのか。
このまま、わたしの考えを、より具体的に話しておこう。
好い造形というモノは、赤ペンで修正などと言うくだらない手段ではまったく生まれないし、第一、上からの視点でチェックなどしたら、ただ萎縮するだけで何一つ良いことはない。
本人が本当にわからない、苦しんでいるときに最も効果的なこと。 それは、 目の前でニヤニヤしてあげる” 企画、プランナーである、さわたりけんじの唯一の出番がこれだ。 好い造形を作り上げたければ、 造形者本人が「作りたいと思ったきっかけ」を忘れずに 手を抜かずに作ればいい。
ただそれだけだ。 必要なことは造形者の気合と汗、そして作りあげようとする意地。 こうした造形者の心と体と情、これら全てがぶつかりあい、混ざり合い、言葉で追えない、魂としか言いようがない、
もっと、はっきりと言おう。
これがチーム なの。 の好いフィギュア造りの理屈だ。 この理屈を実行できる環境づくりへの第一歩が ”なの。” である。
最後に。 「造形者の意思を、フィギュアを、写真に撮ること」 これこそがなによりも、他のすべてを差し置いても重要なことだ。 これが99であり、他は1と言っていい。 なぜか? ほとんどの方は写真を見て悪いと思ったなら、実物を見てはくれない。 かかわった人間のあらゆる努力、思い、意地が、写真1枚ですべて砕け散る。 なぜ、このことをあまたの企画者は、全く、まるで理解していないのか、理解に苦しむ。
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